五郎ちゃん一緒に踊ってよ

五頭目の犬だから五郎。スタンダードプードルの五郎と何故か始めてしまったドッグダンス。
一体何を目指しているのかわからないまま悩み、もがきながらの日々のつぶやき。
五郎ちゃんと母ちゃんのドッグダンスのドタバタ成長記録です。2017年6月から保護犬ロックも家族になりました!

人生を変えた出来事

家のまわりだけやっぱり雪が。

さっさと散歩はおしまい

まだ仕事場へは出入り禁止 うふふ元気で~す

調布に住んでる四番目の息子を誘って

コストコに行っちゃおうかと

思ったら息子も熱だって 可愛そうに

大きいけど良く熱出す子だったからね27才だけど

まだ相変わらず心配だね


その子が2才の時 夫が癌になったんです。

会社の健康診断で見つかり腸の外側まで侵されていて

転移が心配された大腸癌だった。

同じ頃 渡哲也と仁科明子が癌。子供4人は

7才 5才 3才 2才 日々洗濯とご飯作りに追われ

子供は可愛くて幸せを噛み締めていた矢先の出来事だったなあ

30才台で癌 癌=死だと思っていた私は

信号の赤にも気が付かず交差点に入り 周囲に怒鳴られ

娘が「お魚が真っ黒になってるよ」と教えてくれるまで

燃えるアジの干物を見つめていた。


両親がそうだったように夫だけ別献立で刺身と牛肉を出し

野菜の煮物やヒジキなど砂糖と醤油で煮る物が嫌いな夫には

好きな物だけ出していたのが悪かったのだろう

子供と私は野菜と豆腐と納豆ばかり

癌は私のせいでなったと自分を責めて泣いていた。


当時は手術前に絶食一ヶ月点滴だけで腸を綺麗にしてから

手術した。退院までの3ヶ月毎日色々な事が目の前に突きつけられる お腹を開けて見なければわからない

リンパ腺を7つ取りましたが調べてみないと何とも言えません

抗がん剤を投与します

毎日不安で子供の寝顔を見ながら泣いていたなあ。

病人の前では わざと着飾り化粧してハツラツと

明るく笑い飛ばしていた。「大丈夫よ~」ってね

夫は「命に限りがあることを知った。俺が自分で作った癌だから自分で治す。怖いものは無いぞ!好きなことやるぞ~」と強気

病室に当時の大きなパソコン持ち込み仕事もしていた。

私は主人のわがままを叶える為に病院に頭を下げ 

平伏し全部実現させました。

数年後 看護婦さんに聞いた話しですが「若くて癌だし4人も小さい子がいるから許しましょう」と話し合ってくれたらしい。

若い人の癌は進行が早いからね 

だいたい わがままな一人っ子の夫

無理難題をぶつけて来る。「ベッドが柔らかくて腰が痛いから板を買ってこい」看護婦長は「シーツ交換が大変ですからダメ」

私が毎回シーツ交換をする約束で忘れもしない90×180の合板をホームセンターで買ってきて運んだ。重かった~

点滴を吊す器具の音がキュルキュルうるさいからCURE-CRC潤滑油?持ってこい。キムチが食べたい!ナドナド

1番困ったのは隣のベッドの優しい何時も子供たちに

お菓子をくれるおじいさんのいびきがうるさいから

耳栓を買ってこいと言われたとき

耳栓をしているのをお隣りさんに知られたら辛い思いをさせるのではないかと心底悩んだ

毎日 買ってこい まだか?と言われ 困っていると ある方が「隣のおじいさんに食わしてもらってるんじゃないだろう?

とうちゃんの言うこと聞いて買いなさい。そして隣のおじいさんに嫌な思いをさせませんようにと心の中で願いなさい」と。

なあるほどと思い耳栓を2種類買って行くと

夫はそれで満足していた。退院するまで封は開いていなかった。とにかく従えば良いのだ!

夫が癌になり 何が大切かに気がついて

本当によかった。まわりの人の恩情 親の心

幸せとは何か 

それまでは周りばかりを見て土日には遊園地やデパートに子供を連れていくことや綺麗な服を着せることに必死だった。そうすることが幸せを子供と共に味わうことだと思っていた。

違うんだなあ これが

家族が仲良く猫のようにじゃれあって家に集まってる

健康で一緒にいられる 必要なのは情だけ

それに気がついて人生が変わりましたよ~


3ヶ月ごとの検査に毎日の投薬に1年過ぎほっとして3年過ぎ喜び5年過ぎお祝いをして7年たち医者から卒業宣言されて

再発も転移もなく今日に至ります。

宣言通り夫は 術後キャンピングカーを買いパラグライダーを始め 団体信用保険から断られても公団住宅を買い 会社を興し 潰し 家を売り また買い

とっても自由に積極的に生きています。


五郎が来てからすぐのころ脳に12ミリもある脳動脈瘤が見つかり脳幹の手術が困難な場所なので昭和医科大学病院で経過監察中ですが毎週 釣りか習いたてのゴルフを楽しんでいます。

大きい動脈瘤ですがカルシウムが周りを八割ぐらい囲い破裂しにくい様です。安心は出来ませんがね

凄く前向きで明るいです。

手術すると麻痺が残りやすく ど真ん中に大きくあるので医者が手術して取りましょうと言ってくれません。薬も一切出ません制限も無し 夫は「放置プレーだなあ」と笑っています。

「人はみんな必ず死ぬ。どう死ぬかを考えるのは無駄な時間

好きなことやって楽しく生きる事が1番」と夫はお酒も毎晩沢山飲んでますよ~夕べは紹興酒コップ3胚

人の気も知らず徹底した自己中で~す。

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