犬は世界一可愛い世界一賢い
ソフィアのバウ少し顔が上がってきました。時間も少し伸びました。
ソフィアはチョークチェーンをつけてうちにやって来ました。頭を撫でようとしたら首をすくめて目をつぶった事もあります。ああ、この子打たれた事があるんだと驚きましたよ。
陽性訓練を習ってきた私に突きつけられた課題は難題でした。
打たない怒らないは当たり前です。じゃあどうしたらダメが伝えられるか?
どうやって関係性を築いて行くのか?
ロックの時とはまた全然違うんです。人をじっくり見てきたソフィアです。「これやったらここの家のこの人は怒るかしら?」と試されていました。
はじめの頃は全く遊びに反応しませんでした。ボールは追いかけて取りに行くけど楽しい事じゃない感じでした。ボールへの執着は強かったです。ボールが拠り所だったようです。
遊んだ経験は子供の頃だけだったのかと思いました。ひとり遊びは上手です。威圧的な態度や怒る事は解決策ではなく褒めることの方がずっと犬も人も精神上良いわけです。
でも怒られないならやっちゃえ!では困ります。基本的訓練が入っているソフィアは言われればその態勢にはなりますが進んで喜んでやってない時はノソノソ動きアクビをしました。
日々を重ねなくては分からないことが多くありました。彼女の不安と緊張と心の拠り所 何がソフィアの喜びなのか探る日々でした。ソフィアの気持ち 何度も飼い主が変わる不安 もう不安は乗り越えて自分を出せる様になったかなぁ かなり出してるよね ボールへの執着も無くなりました。
でも犬種の特性はあって牧羊犬グループのソフィアは家と家族を守ろうとするガードドッグです。
うちで初めて覚えたであろうツイストを楽しそうにまわる時 「これで良いんだ 良かった 良かった」と思います。反対まわりもできるようになって嬉しそうです。練習を通して共通の言語を習得する作業 一緒に喜ぶ事は仲良くなる為には最適でした。ソフィアは何か指示され動くのが好きです。そして褒められるのが好きご褒美も最高に好きです。
工場長は 毎晩「可愛い可愛い」と言ってお酒のお供に かたわらに はべらせていますよ。そして必ず「うちの子になって良かっただろう?」とソフィアに言います。納豆をもらうのも日課です。おつまみも ちょくちょく母ちゃんの目を盗んでもらっています。
私は本当にこれで良いのかなあ?といつも思っています。まだ犬育てに自信はありません。振り返れば子育てだっていつも「これで良いのか」と正解を求めていたような気がします。成人して家庭を持って笑顔で暮らす子達を見てこれで良かったんだろうと思っています。
愛情で抱きしめて育てると自信を持って巣立ちます。その子のありのままを全面肯定して褒めると良いようですよ。長女が言っていましたが私が長女に毎日「ナナちゃんは世界一可愛い世界一の美人」と言っていたので本人も「世界一可愛い美人」だと思っていたそうで小学校に行き始め自分が世界一ではないと感じショックを受けたそうです。それから「ママは嘘つきだから気をつけて信じるのをやめようと思ったわ」と言っていました。
「嘘じゃ無いし世界一可愛い美人だよ。」と言ったら「ハイハイハイハイ」と私の嫌いなハイ連発しやがった。
犬はハイ連発しない口答え憎まれ口無しが良い所ね
永遠の3歳児の犬育ての正解はまだまだ先で ずっと学びの道が続きます。
五郎もソフィアにも幸せを感じて欲しいと思っています。それ以上になんてったって母ちゃんが今とっても幸せ!
可愛い五郎と可愛いソフィア 最高の2頭です
今のソフィアは撫でられるのがいちばん好きです。そして引っ張り遊び ダンス遊びもね!
五郎の好きな事は母ちゃんと遊ぶ事 褒められる事 人と触れ合う事です。
一緒にいられる土日が嬉しいです。「やって貰いたい」事はこっそり教えてゆっくり無理なく遊びの延長で覚えてくれたら良いかな〜と思っています。愛の溢れた1日を!