母ちゃんはいきものがかり
私は一人っ子だ。ふとりっこ とも言われてる。
兄弟がいないので ちいさいころから生き物が友達だった。
それでも親が商店(パンや生菓子タバコなど)を営んでいたので 犬と猫は飼ってはいけないと言われていた。
近所は男の子ばかりだったので 春から夏は虫
蛙 ザリガニを捕まえるのが遊びだった。
そしてそのまま飼う
私の部屋にはままごとや人形は無く 瓶や箱に虫がいっぱいいた。今はほとんど見かけなくなった みの虫をみのから出して
細かく切った折り紙と一緒に箱に入れておくと綺麗な折り紙を纏ったみの虫になる。
小学生から中学生の頃はひよこ(ちゃんとニワトリにしましたよ) 十姉妹 ウズラ セキセイインコや文鳥 カメはイロイロ ヤモリにイモリに団子虫 鈴虫 ハツカネズミ 殖やしたりは得意でした!ほとんど虫の世話が遊びだった。逃げたけど青大将もしばらくいましたよ。家を建て直すときピアノの下から抜け殻が何枚か出てきたからしばらく一緒に寝起きを共にしていたようだ。何を食べていたのかなあ?
両親は臭い 気持ち悪いと嫌がり私の部屋には いっさい入らず 机のひきだしのなかは可愛いシールやビーズは無く 昆虫採集の為の道具や注射針に虫ピン ピンセットがあった。
私はバービー人形よりも虫やヤモリや鳥が好きだった。シーモンキーなんてプランクトンみたいなのも何年もいたなあ
時々 捨て猫を連れて帰って 泣いて頼んでも許されずまた元の場所に泣きながら置いて来る。そんな経験ばかりが山とある。縁は不思議で結婚相手は 子供のころ泣いて捨て猫と別れていた一人っ子と出会い それも鳥の埋葬方法で意気投合。
結婚してからは反対する人が居ないのを良いことに 猫は一時預かりを入れて10匹以上 犬は5番目の五郎まで5匹 人間の子供4匹 を育てることになった。両親がこれだから動物嫌い虫嫌いの子供は育つわけがなく いつもプラケースがズラリと並び何かうごめいている我が家だった。長男がマムシを捕まえて来たときだけは拒否。他は何時でも何でもウェルカムだった
今はめっきり寂しくなったねえ。
カエルと猫と犬2匹 ああそういえば近頃 天井裏に何かいる気配 あらいぐまだったら良いな ハクビシン?
音が小さいからネズミだね
困ったね ネズミの赤ちゃんって可愛いんだよね