生きてるだけで奇跡的
土曜日のあさんぽは小雨の中でした。
先生方がWOOFに集まってオビのお勉強をなさっていますが雪が降って積もっている様子でした。皆様熱心で頭が下がります。東京は雪にもなりましたが積もるほどではありませんでした。
午前中に次女と孫たちと一緒に婆ちゃんのショートステイ先に行きました。
マスクをして消毒をして食堂に行くと斜めになる車椅子に横たわる婆ちゃんは食事の時間でした。うちで食べる量より多い刻みのトロミのついた食事の介助をしました。
この頃とくにパーキンソン病の進行が早く 口を開けなくなってしまった婆ちゃんに 食べさせるのは大変な作業です。食べていてくれた頃は当たり前だと思って感謝もしていませんでした。口を開けてくれない食べても出してしまうそれを根気よく励ましながら 口に入れる もういらないと首を横に振ったり眉間にシワを寄せる婆ちゃんでした。なんだか少し悲しくて離れ難かったです。食べるということは犬だって人間だって生きる基本 これができなくなるとお別れが近くなってしまう。それを知っているから必死になってしまいます。
1時間かかって全体の5分の1ぐらいしか食べてくれませんでした。
雪まじりの灰色の空でした。
孫ナンバー5がバイバイを覚えました。
帰ってくるのが辛かったです。骨折してしまいショートステイに入れて申し訳ない気持ちで離れたくなくて次女に言うと「気持ちは分かるけど今は施設に任せたほうが婆ちゃんの為だよ」と諭されました。
夕方は裏のお家のお婆ちゃまのお通夜に車で30分ほどの谷保にあるセレモニーホールへ行きました。お隣の奥さんが運転してくださって喪服に手を吊って肩を固めていきました。
入っていた老人ホームで亡くなったそうです
いつも笑顔の素敵な方でした。うちの婆ちゃんと一緒のデイサービスに行っていました。曜日も合わせて一緒にするくらい仲良しだった方が亡くなってしまいました。棺の中の隣人に「ありがとうございました」と言いました
帰ってから散歩と練習をしました。
ベッグの練習
ヒールワーク
引っ張りっこ
たくさん遊びました。
元気で長生きしてね ずっと一緒に遊ぼうね
超大型犬にも犬のオヤツを口に投げ入れてやりました。写真を撮るよ と言うと当たり前のように並びます。
シェパードの保護犬はすぐにトライアル先が決まりました。ありがとうございました。幸せになりますように。
人生を考えさせられる1日でした。
今日を精一杯感謝して生きる
「あたりまえのこと」なんて無くて全てが奇跡的なのよね