父の願いに沿う
半袖では寒い あさんぽでした。
父のいる部屋に入って朝の挨拶をしてお花に水を入れて蝋燭の火を灯しました。
母が「お父ちゃんの顔が変わってきた」と言いました。
父ちゃんは少し風邪気味で葛根湯を飲ませました。疲れが出たのでしょうね。
毎日人がお見えになります。
その時に赤い水引のついた「お見舞い」と書いた封筒を置いていかれます。
お米を左から右にスプーンで1回掬うと教わりましたが右から左に戻す人や3回
掬う人など様々です。
私の独断で床の間に父の盾を飾りました。きっと父は私のした事を喜んでくれる筈です。賞状やスコア表はお棺に入れようと思いました。
お昼頃長女と次女たちが到着
孫たちに神道の作法を教えたのですが何故手を叩く時 音を出さないのか?とか私は説明できませんでした。全部に意味がある筈です。ご飯にお団子に生米 なんでお団子には6個なのか?5個や8個じゃないのか?疑問が湧いてくるのですが解決できずにいます。
孫達は挨拶が終わるとカエル探し
殿様バッタを見つけて喜んだりしていました
嬉しいハッチ
とにかくご機嫌でしたよ
この小さいのはちょっと違う感じだなあ
家の近くにあるお墓を見に行ってきました親戚の叔父さんの話では勝手に開けて入れて良いんだというのですがねえ
私の両親のお墓はいちいち何かで固めていて出し入れは自由じゃ無いのです。
風習や作法の違いを楽しんでいます
焼き肉店のタワー盛りとか初めて見たわ
前日1人で買い物に出て迷子になったウサギちゃんボスをユメママが買い物に連れて行ってくれました。ずっと把握していた冷蔵庫の中をここ2〜3日は 大変さで忘れていてネットスーパーの注文もしていませんでした。
本当に助かりました。夕食はお隣さんが届けてくれたそうです。あっちもこっちも皆さんのサポートで成り立って父の終末期介護に専念できました。どうやって恩を返せば良いのかわかりません。
昨夜の月が煌々と美しく「お父さん今日は月が綺麗でしょ」と話しかけてしまいます。今日も儀式が夕方からあってその後葬儀場に移動して通夜があります。
父ちゃんは喪主の挨拶の事で頭がいっぱいです。
私は1番に母の事 そして留守番の犬達の事を考えます。
食事の手配に花の並ぶ順番まで失礼のないように気を配るって大変ですね
生前父に葬式の事を何気なく聞いたんです。今はコロナで家族葬が一般的だと言いましたが父は「盛大にやってくれ」と言い 父ちゃんと顔を見合わせたのですが「死んじゃった後は(こっちの思い通りで)良いだろう」と思っていましたが
父の願いが働いているようです。
それで良いねと思っています。