言葉ひとつで天国と地獄
金曜日はソフィアと父ちゃんが来る日でした。みんな大喜びでした。
父ちゃんが買った焼却器が届いて早速 木を燃やしていました。
男の人って火を燃やすのが好きですよね?亡くなった父たちもよく燃やしていて私はいつも煙でご近所に迷惑じゃないかと気にしていました。
父ちゃんは午前中はずっと火遊びしていました。
自分の着ている服まで燃やしていました
袖口に穴が空いて「ハッチだな?」と濡れ衣を着せられて「火の粉でしょうが!」で作業服に着替えて遊んでいました。
ついでに焼き芋焼いて欲しいなあ
その間私は届いた本を夢中になって読んでいました ゆかりさんお勧めの本です
面白くて わかりやすくて なるほどがたくさんでした。誤解もたくさん みつかりました。いっぱい買って犬飼初心者にプレゼントしようと思っちゃう程大切なことが沢山書いてありましたよ。
五郎ちゃんごめんね ソフィアごめんなさい ハッチ悪かったね 母ちゃんは勉強してもっと君たちと心を通わせたいよ
よく見て観察して愛される母ちゃんになるよ
奥さん本当にお願いしますよ とソフィアが言ってます。ソフィアが男の人にベロンベロンするのはソフィアが男の人が好きなのでは!と思っていましたが違う意味があった事を初めて知りました。
もう結構よ!あっちに行って の意味もあったのです。耳 目つき総合的に判断しなきゃね ソフィアはわかりやすい本の通りの反応の子です。ハッチはイマイチわからなくなる時があります。勉強します。
義母と私はずっと慣れて来て理解して笑って日々を過ごして来たのに
昨日はまた母を不安定にした原因が分かりました
父ちゃんの言葉使いが悪いのです。
実の息子ゆえにキツくなってしまいます。「何度言ってもどうせ分からないから考えなくていいよ」とか「さっきも言ったでしょ!?もう一回言うよ」とか強い口調で言うとたちまち壊れちゃう母です
全く腹立たしい男です。
「私はボケてないよ ボケ扱いするな」と母は言い親子喧嘩を仲裁する私にまで「この人が通帳を全部取ったから私は心細いんだ」と言い出す始末でした。
穏やかな毎日を過ごして来たのに壊すな!と思い父ちゃんに意見しましたが こちらも頑固な爺さんになりつつあるので
扱いが面倒です。「否定してはいけない」が介護の鉄則なのに!ぶち壊す夫にガンガン全面否定攻撃をした後に反省しました。
ダメだわ こちらも「否定してはいけない」のだわよ
相手を思いやること 相手の立場になって考えること 言葉ひとつで天国と地獄です。近親者にはつい本音のキツい口調になるけど 近親者こそ優しく大切にしなきゃね
いちばん大切なのは家族ですよね。
母は大好きなテレビ番組(時代劇)が終わる頃には落ち着いて穏やかに戻っていましたよ。小次郎母ちゃんに貰った栗饅頭を手渡すととても喜んでいました。
「アタシをボケ老人扱いするけどあの子の方がおかしい」と言う母に「ホントホント パパがいよいよボケ老人」と言ったら笑っていましたよ。
その場限りのいい加減な私の性格で良かったわ介護に向いてるね
昨日ハッチが人工芝の上でゴロゴロするので初めて一緒になってゴロゴロしました。楽しかった〜ついでに飛ばせたり乗っからせたりつい何かやらせようとする母ちゃん 何も考えず何もさせずただゴロゴロすることが大切だと思いました。
犬と遊ぶと穏やかでいられます。
ははは 毎日遊んでるわね