日帰り入院で点滴
あの日 餌袋を破って思いっきり食べてツチノコ状態になったロック あれで膵臓 壊れたのかな?喜ぶからってお肉の脂がのっているのを食べさせ過ぎたのかな?横になって元気のないロックを見ながら考えては ため息をついています。
「優しい虐待」って 私の事だなあ
セカンドオピニオンを受けた病院で「見つかって良かった〜!ありがとうございます!」と言った母ちゃんに「なんで?良かった、ありがとうだ? 癌(かも)なんだよ!」と父ちゃんがボソッと言いました。父ちゃんかなりショックでしょんぼりしていました。
見つからなければロックは小腸にある何かのせいで死んじゃうのよ。膵炎の治療しか しなくて 良くならないね〜で弱って死んじゃうよ だから「良かった!」なのよ。エコーのある病院に行って 良かったのよ!画像診断の確かな目の獣医さんに出会って良かったのよ 見つかって戦う方向がわかって良かったのよ。
「本当に戦うのがロックの為になるのか?」と父ちゃんが言いました。
それはまだ考えない。考えるのは 今じゃない
今はロック自身の身体が戦っているじゃないの炎症反応が高い、白血球が多いってそういう事でしょう?だから「生きたい」ってロックが言ってるの!
「水曜日までもつか?」
父ちゃんの言葉は大体 私も同じような事を思っています。夫婦は合わせ鏡のように映し合う。だからムカつく 自分の欠点を見せられるからね。
「ロック 早く元気になってまた母ちゃんのダンスにつきあってやってね」と父ちゃんは毎朝出かける時に言います。
その度に鼻の奥がツンと来る。
父ちゃんは仕事中もロックの事を考えていて有り得ない失敗をしているそうです。夜中もロックに気功をしているから寝不足だそうです。夜中にパットを変えたり水を飲ませたりで看病の夜は忙しいですね。時々唸るのでなんちゃってTタッチをすると静かになります。
婆ちゃんが「助けてくれ〜」と叫んだりします。ハハハ 私も大声で 叫びたいわ 気持ちいいだろうなあ
胃腸の動きを促すプリンペランシロップ これでかなり嘔吐と下痢が良くなったようです。ほんのり甘いのよ。
これを3回飲んでもらいました。療養食のA/D カンズメとヤギミルク カリカリ粉末です。夕方は教わった甘酒も!
月曜日も点滴 月曜日は ブドウ糖 とビタミン剤を日帰り入院でゆっくりと静脈に入れてもらいました。大学病院に行くまでに少しでも元気になろうね。
点滴から帰るとお友達ママさんがお見舞いに来てくださって 彼女はもっともっとワンコさんの闘病経験があって励ましてくださいました。
犬飼さんは みんな 闘病 辛い別れを いっぱ〜〜い経験していらっしゃるんですね 私が今まで経験して無かっただけね 先輩たちを見習って前向きに頑張ろう!と思いました。
お見舞いに添えられていた この手紙はダメだった涙腺 完全に壊れました。
生きていてくれればそれだけでいい エレナママが「次は人魚にならなきゃ!でしょ!」と笑わせたけど 名前を呼んだら尻尾を振ってくれるだけでいい ご飯をパクパク食べて健康なウンチをしてそれだけでいい。 可愛いロックの笑顔が見たい。