ハッチの去勢手術
蝉が鳴き始めました。アブラゼミとミンミン蝉です。金曜日はいつも通りのあさんぽですがハッチの去勢手術の日なので絶食しなくてはいけませんでした。
ハッチの気持ちになってみればうちの子になって今日まで ずっと 絶えることなくいつもの ご飯のカリカリを「良い子」や「そう」の言葉の後に口に運んでくれた母ちゃんが何故今日はくれないのか わからないのです。一生懸命 目を合わせてベッグやお手やおかわりをしていました。その度にボールを投げたり引っ張り遊びで誤魔化してもピーピー鳴きが酷くなりました。ソフィアの7時の食事の時には外へ連れ出し車に乗せてまた散歩に行って気を紛らしました。ボスの病院にも一緒に連れて行きました。抱きしめて撫でていました。
ソフトカラーの練習も一応してみました
ハッチは飢えきっていてソフィアの爪を切ると飛び散る爪を食べちゃいました。ソファーの下の餌を探して食べたりしていましたが9時ごろにクレートの中でふて寝していました。もちろん母ちゃんも絶食しましたよ。コーヒーだけは飲んでしまいましたがね。それから出かけるまでは静かに寝ていました。
12時に動物病院に着くと急患の処置が長引いていました。猫ちゃんがつらそうに泣いていました。細い管と注射器で結石の治療らしいです。オオクボ先生はネットにも入れず猫ちゃんの尿道の石を取るのです。
じっと猫ちゃんを見ているハッチですが 名前を呼ばれたら診察室に入るのを嫌がりました。体重18、6kg
ねえ どうして母ちゃん行っちゃうの?置いていくな〜とヒャー鳴きされてしまいました。「宜しくお願いします」と言ったら熱いものが込み上げてきました。
最後の犬の去勢手術に初めて涙が出てしまいました。
帰るとすぐにボスの透析のお迎え そして遅い昼食を済ますと すぐにハッチを迎えに行く時間になりました。案外サラリとご対面そしてさっさと帰ろうと外に出てしまいました。用意した水筒の水を少しだけ飲ませました。そしてカリカリもちょっとだけ食べさせました。
家に帰ると嬉しいハッチは自分のハウスに入っていました。
時々吐きそうな素振りを見せましたが夕食もちょっとだけ食べて寝る頃にはいつも通りのハッチでした。
先生は血液検査を頼んでいたのに忘れましたね
抗生剤などの薬も無し もちろんテープも包帯も無し
ちょっと傷を気にして舐めようとしていますが声をかけるとやめます。ハッチはよくがんばりました。
とにかく無事に終わりました。皆さまありがとうございます。
わかった事は絶飲食の大変さと私が不甲斐ない飼い主だと言うことです。ドンと構えていようと思っていてもいざと言う時にはできない オロオロする
人間の子育ての時も同じでした。
性格や性分は治らないものですね。
犬だってそうだと思います。一頭一頭違って当たり前でその子に合わせて寄り添っていく 褒め方も諭し方も同じじゃないですね。毎日大変だけど今が宝物の日々なんだわよね。心して接しましょう!