引っ越し手伝い
朝5時に家を出て世田谷には7時半に着き猫2匹と孫を連れて行きました。車の中では泣いていた猫達も家に着くとだんだん落ち着いて来ました。スーちゃんは10年以上暮らしていた家に戻ってきたわけですぐに思い出したようでした。
私の事も思い出してくれましたよ
ニコさんは探検家でした
この子はマイクロチップを装着済みです
窓の外の景色を見ていました。
家族がいるから大丈夫だと思います
当初の予定ではもっと長く居るはずでしたが長女が電車で来た12時には帰途につきました。
出がけにソフィアの口の中の左舌の付け根辺りに腫れ物を見つけたからです。
動物病院に行きたかったのです。
途中のサービスエリアで母におこわのお弁当を買ってお土産にしました。
夕方4時からの受診に間に合いました。
医師は見るなり「かなり嫌な感じ」とおっしゃいました。 「扁平上皮癌」の疑いだと聞き慣れない病名が医師の口から出ました。
父ちゃんが午前中に農大に電話をしたのですが前回の腫瘍とは別なのでまず近隣で受診後 紹介状をもらい電話で予約をするようにと言われたそうです。
11才のソフィアにとってどうしたら良いのか選択を迫られそうなものができちゃいました。
細胞組織検査の為に患部に針を刺しました。私が顔を持って看護師のお兄さんがソフィアの身体を抱いてくれましたが彼女は気高いシェパードらしく静かに耐えていました。大きな目は私を見つめて「良い子だね」と言うと目で語ってくれました。「ご褒美いっぱいちょうだいよね」
異変に気がついたのはソフィア専用の水入れの水が泡立ち汚れた事。ひと舐めで食べる納豆をこぼす事 ここ3日での事です。食欲あり良便です。検査の結果を待たずに農大の予約を取ろうと思っています。
5時半に家に戻ると母が台所に立っていました。おこわのお弁当の事はすっかり忘れていました。冷蔵庫に仕舞い込んでいて見ても「コレはいったいなんだろう?」とキョトンとして見つめています。渡した時は「美味しそうだね」と喜んでいたのに なんでもレンジの中や冷蔵庫に入れる母ですが入れた事も入れた物も直ぐに忘れてしまいます。面白いくらい短期記憶が無いのです。5分ももたない感じです。
みんなこうなるのね 記憶は消え去るのみ 私も見たはずの映画を新鮮な驚きでまたみれるものね
インディージョーンズなんてシリーズがごちゃ混ぜで何度も楽しめるわ
「コレは大きな玉が転がって攻めてくるんじゃ無いんだっけ⁈」と言うと父ちゃんがゲラゲラ笑います。
動物も人も老います。命には限りがあるからね
毎日を大切に 丁寧に
笑いながら 過ごそうと思うのです。